貸金業取扱主任者が語るキャッシングのノウハウ

キャッシングのノウハウや返済術からトレンド情報までお教えします。

振込詐欺つづき

還付金など振込詐欺の被害が発覚した場合って、多くが警察や弁護士さんに相談すると思います。
前回お話した振込救済法救済法に基づいて、口座から出金される前に、銀行が犯罪口座と認めた場合、口座が凍結されていれば、残高から公告期間に申し出た被害者に被害額に応じて返金される仕組みです。


そのような仕組みがあるのに関わらず、意外と同様の詐欺として多いのが、
架空請求詐欺
必ず馬券が当たると唆される投資詐欺
出会い系で高額を請求される被害です。
これらも、銀行が犯罪に使われた口座という認識がされると、同じように還付されることになります。


犯罪者は、口座を所有するには限界がありますから、だいたい一度に同じタイミングで、同じ口座に振り込ませようとします。
他の方が早急に被害申告をしていた場合、資金が確保される場合っているのがあるんですね。


(公告についての検索はこちら)


ギャンブルや異性との交際を求めて投資をしてしまったことは、おそらく家族や警察とかにもできるだけ知られたくないと思います。
それでも、振込先の銀行には必ず申し出てください。
ただ、私が対応していた範囲だと、全額返金される可能性は肌感として15-20%くらいの確率です。。それでも無いよりはマシです。一本電話かけるだけですから。